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第21回 チャレンジ賞・サフラン賞(2023年)

チャレンジ賞 岸本 将志 さん(きしもと まさし 39歳)

プロフィール
合同会社フロッグワークス 代表社員兼技術担当
合同会社フロッグワークスの代表社員兼技術担当として、視覚障害者向けICTサポート事業やアクセシビリティに配慮したWebサイト制作、視覚障害者向けICT機器の設定・販売等に従事されるとともに、視覚障害当事者への理解促進や就労環境改善に寄与する無料アプリの開発やWebシステムの構築に貢献されている点が評価されました。

サフラン賞 鈴木 祐花 さん(すずき ゆうか 32歳)

プロフィール
福島県庁保健福祉部障がい福祉課
福島県庁保健福祉部障がい福祉課の副主査として、障害者の芸術作品展の企画や身体障害者補助犬の育成貸与事業等に従事されるとともに、個人としても盲導犬への理解促進のための講演活動やNHKナビ・ラジオのコラム担当といった活動に加え、視覚障害者としての福島県職員第1号となり、後進の職域拡大に貢献されている点が評価されました。

第20回 チャレンジ賞・サフラン賞(2022年)

チャレンジ賞 大前 雅司 さん(おおまえ まさし 37歳)

プロフィール
和歌山県橋本市立隅田中学校 教諭
和歌山県橋本市立隅田中学校教諭として、社会科の授業や進路指導などの職務に従事されるとともに、「全国視覚障害教師の会」では副代表として教職志望の視覚障害学生の支援にも携わり、また、個人としても視覚障害者のICT機器の利用をサポートするボランティア活動に貢献されている点が評価されました。

サフラン賞 鈴木 沙耶 さん(すずき さや 37歳)

プロフィール
太陽生命保険株式会社 IT企画部IT企画課
太陽生命保険株式会社 IT企画部IT企画課の職員として、業務系システムのID管理、営業職員貸し出し用携帯端末の管理といった業務に従事されるとともに、個人としても事務職に従事する視覚障害者同士の情報交換会、研修会の運営に取り組むことで当事者同士の人脈形成や就労上の課題共有・問題解決に貢献されている点が評価されました。

第19回 チャレンジ賞・サフラン賞(2021年)

チャレンジ賞 外谷 渉 さん(そとや しょう 34歳)

プロフィール
株式会社 ラック サイバー・グリッド・ジャパン 次世代セキュリティ技術研究所
株式会社 ラック サイバー・グリッド・ジャパン 次世代セキュリティ技術研究所の研究員として、新規事業・サービスの立ち上げやサイバースレットインテリジェンスに関する研究・開発に従事されるとともに、その知識・技術を活かし、ご自身と同じように視覚に障害を持つ後進のキャリア形成・人材育成に貢献されている点が評価されました。

サフラン賞 畝本 彩美 さん(あぜもと あやみ 31歳)

プロフィール
株式会社オズビジョン 広報室
株式会社オズビジョンの広報職員として、企業サイト、公式SNSでの情報発信や情報管理、プレスリリースの作成、配信等に従事され、前職の経験を経た上でさらにご自身の職域を拡げて活躍されている点や、個人として取り組まれている障害者福祉の増進に寄与する活動が評価されました。

第18回 チャレンジ賞・サフラン賞(2020年)

チャレンジ賞 齋藤 健二 さん(さいとう けんじ 38歳)

プロフィール
神奈川県立平塚盲学校中学部教諭
神奈川県立平塚盲学校中学部の英語科教諭として、授業に模型の触知を取り入れて生徒の理解をより深めるといった工夫を重ねながら、視覚障害生徒の学力向上と自立に貢献されている点が評価されました。

サフラン賞 上田 喬子 さん(うえた たかこ 33歳)

プロフィール
社会福祉法人 日本点字図書館 職員
日本点字図書館職員としてのICT訓練の指導といった当事者団体での活動に加え、ラジオにIT講師として出演し視覚障害者の生活向上に役立つ情報を発信するといった活動や、学生時代に学んだ音楽経験を活かして取り組む点譜連運営委員としての積極的な活動が評価されました。

第17回 チャレンジ賞・サフラン賞(2019年)

チャレンジ賞 山賀 信行 さん(やまが のぶゆき 35歳)

プロフィール
NPO法人 スラッシュ 副理事長
NPO法人 スラッシュの副理事長として経営全体へ貢献されるのと同時に、ICT指導員としても活躍されるのに加え、日本点字委員会の専門委員としての活躍や、自身で運営するウェブサイトでの視覚障害者のネットアクセスへの支援といった活動が評価されました。

サフラン賞 板原 愛 さん(いたはら あい 28歳)

プロフィール
司法研修所 司法修習生
視覚障害女性として初めて司法試験に合格したという実績と、過去のチャレンジ賞受賞者であり法曹界の先輩である渡邊岳氏、大胡田誠氏に続く若い世代として、今後の活躍が期待されるといった点が評価されました。

第16回 チャレンジ賞・サフラン賞(2018年)

チャレンジ賞 福地 健太郎 さん(ふくち けんたろう 34歳)

プロフィール
独立行政法人 国際協力機構(JICA)職員
特定非営利活動法人スーダン障害者教育支援の会(CAPEDS)でのプロジェクトマネジャーとしての活躍や、国際協力機構本部社会保障チームでの、世界の障害者対応といった活動が評価されました。

サフラン賞 西田 梓 さん(にしだ あずさ 36歳)

プロフィール
日本盲人職能開発センター非常勤職員
日本盲人職能開発センターでの職業指導といった当事者団体での活動に加え、視覚障害啓発のためのオリジナルワークショップの実施や、点字毎日でのエッセイ連載、動画配信やブログ等を活用しての、自身の経験をもとにした情報発信といった個人としての活動が評価されました。

第15回 チャレンジ賞・サフラン賞(2017年)

チャレンジ賞 大胡田 誠 さん(おおごだ まこと 39歳)

プロフィール
弁護士(弁護士法人 つくし総合法律事務所 勤務)
全盲の弁護士としての活躍に加え、日本盲人会連合青年協議会会長・東京都盲人福祉協会青年部部長など、当事者団体での社会的活動が評価されました。

サフラン賞 片平 考美 さん(かたひら ちかみ 32歳)

プロフィール
静岡県立静岡視覚特別支援学校 小学部 教諭
特別支援学校教諭としての活躍に加え、静岡県視覚障害者協会理事・静岡市視覚障害者協会理事など、当事者団体での社会的活動が評価されました。

第14回 チャレンジ賞・サフラン賞(2016年)

チャレンジ賞 片岡 亮太 さん(かたおか りょうた)

プロフィール
1984年生まれ。筑波大学附属盲学校高等部普通科卒。上智大学文学部社会福祉学科卒。和太鼓奏者・パーカッショニストとして、年間約100箇所でのコンサート・ライブ・学校公演・講演(自治体主催のイベント・小中学校、高校、大学の授業など)・ワークショップ(保育園・各種特別支援学校・和太鼓グループなどを対象)・定期指導等を日本全国及び米国で実施。

サフラン賞 石田 由香理 さん(いしだ ゆかり)

プロフィール
1989年生まれ。筑波大学附属視覚特別支援学校高等部普通科卒。国際基督教大学教養学部卒。英国・サセックス大学大学院修士課程修了。2015年度外務省NGOインターン・プログラムに採用され、特定非営利活動法人アイキャン(ICAN)でフィリピン駐在として勤務。現在、特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)職員。

第13回 チャレンジ賞・サフラン賞(2015年)

チャレンジ賞 ロイ・ビッショジト さん

プロフィール
滋賀県立盲学校理療科教員。1978年生まれ、バングラデシュ出身。全盲。国際視覚障害者援護協会の留学生として来日、高知県立盲学校、筑波大学理療科教員養成施設、佛教大学で学び、現在は滋賀盲理療科で教鞭をとる。日本点字委員会委員。日本で教員として活躍する一方、祖国の視覚障害者に奨学金や福祉機器を送る活動を続けている。

サフラン賞 二羽 泰子 さん(ふたば やすこ)

プロフィール
大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程、関西国際大学非常勤講師。1979年生まれ。全盲。日本点字図書館やJICA(国際協力機構)に勤務後、現在、大阪大学人間科学研究科博士後期課程に在籍しながら、関西国際大学で非常勤講師を務める一方、JICAなどで講演活動を続ける。研究者として、多様な存在を排除しない教育環境をテーマに実践的かつ国際的な研究を目指している。

第12回 チャレンジ賞・サフラン賞(2014年)

チャレンジ賞 綱川 泰典 さん(つなかわ やすのり)

プロフィール
フルート奏者。筑波大学附属盲学校高等部音楽科を経て、武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒業。卒業後、プロフルート奏者として本格的に活動開始。「ウインズ・ソロコンテスト」金賞及びヤマハ賞、「第42回全日本盲学生音楽コンクール」第2位(1位なし)。「第6回ベストプレイヤーズコンテスト」部門優秀賞。「第10回日本クラシック音楽コンクール」全国大会入選。「第1回ドイツ音楽コンクール」優秀賞等を受賞の他、「第1回塙保己一賞」奨励賞を受賞。全国各地での演奏活動を行なう一方、カーネギーホールやウィンザー城での演奏、ダスキン愛の輪研修生として渡欧する等、海外でも活躍。その他、CD録音、TV出演、後進の指導も行っている。

サフラン賞 堀内 佳美 さん(ほりうち よしみ)

プロフィール
アークどこでも本読み隊(Always Reading Caravan = ARC)Association代表。筑波大学附属盲学校高等部本科普通科を経て、国際基督教大学教養学部語学科卒業。証券会社に勤務した後、インドのケララ州で視覚障害者を中心とする社会企業家の研究機関(IISE)を立ち上げる。APCD(タイ・アジア太平洋障害者センター)勤務するとともに、平成22年、タイ王国でARCを立ち上げ、チェンマイ県プラオ郡を拠点に、移動図書館事業で読書の楽しみを広げるべく活動。また、山岳民族などの児童のために、就学前の保育施設を運営している。平成25年、ARCはタイで法人登録を完了した。

第11回 チャレンジ賞・サフラン賞(2013年)

チャレンジ賞 澤村 祐司 さん(さわむら ゆうじ)

プロフィール
生田流箏・三絃を金津千重子、吉澤昌江各氏に師事。東京藝術大学音楽学部を経て同大学院修了。第2回八橋検校日本音楽コンクール八橋検校賞、第19回くまもと全国邦楽コンクール優秀賞受賞。第11回チャレンジ賞受賞。古典曲(地唄)などの演奏の他、作曲や編曲活動も行う。財団法人地域創造「平成22年度邦楽地域活性化事業」参加。熊本県立松橋西支援学校校歌作曲。詩と音楽のコラボレーション集団VOICE SPACE代表。宮城会・重音会・森の会・よいろの会・所属。

第10回 チャレンジ賞・サフラン賞(2012年)

チャレンジ賞 武井 徹 さん(たけい てつ)

プロフィール
1975年1月生まれ(37歳)。慶應義塾大学法律学科を卒業し、アイワ株式会社を経て、株式会社NTTドコモに勤務。その後、2004年7月から約2年間、NTTドコモ企業派遣留学により、ニューヨーク大学ロースクールにて法学を学び修士号を取得。2006年10月には米国ニューヨーク州弁護士資格を取得。2006年7月からはNTTドコモ法務部に勤務する傍ら、視覚障害者雇用・就労支援講座等の講師を務めたりもしている。

サフラン賞 藤下 直美 さん(ふじした なおみ)

プロフィール
1974年6月生まれ(38歳)。南山短期大学 人間関係科を卒業し、1997年4月に社会福祉法人名古屋ライトハウス 名古屋盲人情報文化センターに入職。2010年10月より、図書館事業部製作係長となる。2003年には点字技能師資格取得。2010年10月に結婚し、今年10月に第1子誕生予定。

第9回 チャレンジ賞・サフラン賞(2011年)

チャレンジ賞 守田 稔 さん(もりた みのる)

プロフィール
大学在学中に失明したため、周辺のサポートを受けながらも本人の素晴らしい努力で、2003年全盲で初めての医師国家試験合格者となりました。また医師としての仕事以外に「視覚障害をもつ医療従事者の会(ゆいまーる)」を発足し、代表を務めるなど、視覚障害者に閉ざされていた医療への道を開拓しました。

サフラン賞 柏木 佳子 さん(かしわぎ けいこ)

プロフィール
1996年から15年間大阪府なにわ西府税事務所にて電話交換手として勤務する傍ら、小中学校で視覚障害者や盲導犬をテーマに講演を行ったり、盲ろう者の文化活動を支援。また、視覚障害者も楽しめるスポーツの普及・啓発に努めるなど、視覚障害者の文化の向上と福祉の増進に寄与しています。

第8回 チャレンジ賞・サフラン賞(2010年)

チャレンジ賞 杉田 正幸 さん(すぎた まさゆき 39歳)

プロフィール
大阪府立中央図書館の司書正職員で、視覚障害者が蔵書を一人で検索できるシステムを開発し、このことにより今年の3月に大阪府知事賞を受賞しました。また、図書館としては初の視覚障害者・盲ろう者向けのパソコン講習会を開催し、情報障害の克服に熱心に取り組んでいる姿勢は、まさにチャレンジ賞に相応しいものです。

サフラン賞 奥野 真里(おくの まり 35歳)

プロフィール
日本ライトハウス情報文化センター制作部点字製作係主任で、点字図書や点字教科書製作の中心となって仕事をしているほかに、全国視覚障害児童・生徒用教科書点訳連絡会の事務局長や、視覚障害者文化を育てる会の活動にも中心的存在として活躍し、幅広く視覚障害者の文化の向上と福祉の増進に寄与しています。

第7回 チャレンジ賞・サフラン賞(2009年)

チャレンジ賞 伊藤 丈人(いとう たけひと)

プロフィール
今年3月に博士号を取得し、4月からは大学の講師をしています。推薦文からも、とても研究熱心で、真面目な人柄が伝わってきました。視覚障害者の新たな職域を拡大していく先駆者として、今後の彼の活躍に期待します。

サフラン賞 大日方 久美子(おびなた くみこ)

プロフィール
1996(平成8)年より読売新聞東京本社のヘルスキーパーとして勤務。家庭では2女の母として、地元の視覚障害者団体では将来のリーダーとして、そして1職業人として、「視覚障害女子の自立」という、サフランホームの理想を体現されているかたです。

第6回 チャレンジ賞・サフラン賞(2008年)

チャレンジ賞 踊 正太郎 さん(よう しょうたろう 31歳)

プロフィール
津軽三味線演奏家・家元
盲晴を問わず不安定な職業である音楽家の道を選び、若くして家元の地位を築き上げられました。また、教育・医療・福祉現場への訪問演奏にも積極的に取り組んでおられます。この春には、津軽三味線日本一決定戦で優勝し、名実ともに日本一にのぼり詰めるまでに至り、そうしたこれまでの努力と研鑽が評価されました。今後、家元としても演奏家としても、視覚障害音楽家としての立場からの活動に大いに期待されます。

サフラン賞 溝上 弥生 さん(みぞかみ やよい 38歳)

プロフィール
愛知県立名古屋盲学校英語科教諭
公務員という安定した職業に就いて勤務をする一方で、教員になりたいという夢を追い続け、7度の教員採用試験に挑み続けた、その精神力の強さとバイタリティが評価されました。今後、自らの経験を、視覚障害教育の現場や社会において広く伝えていかれることが期待されます。

第5回 チャレンジ賞・サフラン賞(2007年)

チャレンジ賞 中根 雅文 さん(35歳)

プロフィール
サイバー大学IT総合学部准教授
本年4月、現職に就任。地域、年齢、障害の有無等による教育格差の解消を目指した全インターネット通信制大学という新しい環境の下で、今後ますます広がるIT分野を中心に、障害分野、とりわけ視覚障害分野における教育・研究への貢献が大いに期待されます。

サフラン賞 青柳 まゆみ さん(33歳)

プロフィール
筑波大学障害学生支援室非常勤職員
20名近くいる視覚障害研究者の中で女性博士となるべく、現職を中心に着実に研鑽を積まれており、今後、研究者として、また教育者としての活躍が大いに期待されます。

第4回 チャレンジ賞・サフラン賞(2006年)

チャレンジ賞 南沢 創 さん(みなみさわ はじめ 33歳)

プロフィール
長野県出身。弱視で高校まで普通校に学ばれましたが、大学受験期に視力を失いました。高校卒業後、盲学校の専攻科音楽科に進み、武蔵野音楽大学(ヴァイオリン専攻)、同大学院を経て、音楽教諭となって5年目。今年の4月に転任し、現在、栃木県宇都宮市の公立中学校で教鞭を執る傍ら、演劇部の顧問として生徒たちとミュージカルを創作し、うつのみやジュニア芸術祭に向けて練習に励んでいるとのこと。教育現場における子どもたちとの関わりに難しさを感じさせるニュースが毎日のように飛び交う昨今、視覚障害がありながらも普通校で教師として日々奮闘し、生徒と向き合う姿が評価されました。

サフラン賞 定家 陽子 さん(さだいえ ようこ 35歳)

プロフィール
神奈川県出身。盲学校高等部卒業後、恵泉女学園大学、東京女子大学大学院(現代文化専攻)に進学。ボストン大学への留学を経て、恵泉女学園中学・高等学校で講師として英語と海外からの留学生に対して日本語の授業を担当。7年間勤務し、惜しまれつつも今年の3月で退職されました。5月からは独立行政法人国際協力機構(JICA)東京センターに勤務し、持ち前の語学力を活かして、海外研修生のための研修コースの計画・立案、実施、評価などのコーディネートをされており、今後、更なるご活躍が期待されます。また、定家さんは盲導犬ユーザーであり、ご家庭にはご主人と3歳になるお子さんがいらっしゃいます。

第3回 チャレンジ賞・サフラン賞(2005年)

チャレンジ賞 川畠 成道 さん(33歳)

主な経歴
昭和46年、東京都生まれ。10歳からヴァイオリンをはじめ、平成6年に桐朋学園大学 音楽学部 卒業。同大学研究科を経て、英国王立音楽院大学院へ留学。平成9年には英国王立音楽院創立175周年記念コンサートでソリストを務め、同音楽院を首席で卒業。平成10年、東京サントリーホールにおいてヴァイオリニストとして日本デビュー(小林研一郎指揮 日本フィルハーモニーと共演)。平成11年のファーストアルバム「歌の翼に」がクラシック界では異例の20万枚の大ヒット。平成12年にはロンドン、ロサンゼルスで公演、平成14年にはニューヨーク・カーネギーホールで公演。平成16年に「福祉関連施設訪問プログラム 川畠成道 ~生命(いのち)の輝き」(朝日新聞厚生文化事業団ほか主催)開始。平成17年にイタリア・ボローニャ歌劇場にてイタリアデビュー。オーケストラとの共演やソロリサイタルなどの音楽活動の傍ら、積極的に国内外でチャリティコンサートを行う。
主な受賞歴
1984(昭和59)年 毎日新聞社主催 第38回 日本学生音楽コンクール 入賞
1990(平成2)年 毎日新聞社・NHK共催 第59回 日本音楽コンクール 第3位
1996(平成8)年 英国王立音楽院協奏曲コンクール 第1位
1997(平成9)年 ベアー・ヴァイオリン賞、マジョリー・ヘイワード・リサイタル賞
2005(平成17)年 社団法人 日本青年会議所主催 人間力大賞厚生労働大臣奨励賞 ほか

サフラン賞 澤田 理絵 さん(31歳)

主な経歴
昭和49年、福岡県生まれ。15歳から声楽をはじめ、平成8年には日本チャリティー協会主催 第22回 愛のステージにて三笠宮寛仁親王妃杯最優秀賞受賞、ソプラノ歌手として東京メルパルクホールにてデビューコンサート開催。平成9年、武蔵野音楽大学 音楽学部 声楽学科 卒業。三栄企画株式会社に所属。平成10年、第1回コンチェルト・インベルナーレ(ピアノと声楽の夕べ)企画開催。演奏グループ「チーム アウローラ」のメンバーとして全国の学校・施設・福祉団体等の依頼によるバリアフリーコンサートの活動開始。平成12年、三鷹市市制50周年記念第九コンサートにソリストとして出演。平成13年、北九州市にて初リサイタルを開催。平成16年、デビューアルバム「母と子のための唄」発売。これまでに東京交響楽団・山形交響楽団等、多くのオーケストラと共演し、年間60本余りのコンサートに出演。
主な受賞歴
1990(平成2)年 第41回 全日本盲学生音楽コンクール 第1位
1996(平成8)年 第22回 愛のステージ 三笠宮寛仁親王妃杯 最優秀賞 ほか

第2回 チャレンジ賞・サフラン賞(2004年)

チャレンジ賞 広瀬 浩二郎 さん(36歳)

プロフィール
大阪にある国立民族学博物館に研究員として勤務されており、民族学・日本宗教史を障害者の立場から研究されています。今年6月には岩波書店より刊行された『触る門には福来たる』も著しておられます。また、視覚障害者サッカーでは日本代表の初代キャプテンを務めるなど、スポーツも大好きとのこと。多方面に渡る活動をされています。

サフラン賞 三宮 麻由子 さん(37歳)

プロフィール
外資系通信社の編集部に勤める傍ら、エッセイストとしてもご活躍されています。著作も多数あり、さまざまな賞を受賞しています。なかでも第2回NHK学園「自分史文学賞」大賞を受賞された『鳥が教えてくれた空』は、現在、集英社文庫からも刊行されています。執筆活動のほか講演活動も積極的に行っていらっしゃいます。

第1回 チャレンジ賞・サフラン賞(2003年)

チャレンジ賞 渡辺 岳 さん(36歳)

プロフィール
弁護士。1981年点字で司法試験の第1号合格の竹下義樹さんに次ぐ二人目。司法研修所の修習を終え、安西・外井法律事務所に所属して、主に解雇・配転等の労働関係裁判、労働委員会事件、人事・労務問題に関する相談等を手がけ、評価を得ている。学究肌で専門の労働法では、著述も多数ある。

サフラン賞 高橋 玲子 さん(35歳)

プロフィール
玩具メーカーのトミーに入社して、リサーチや就学前幼児向けの玩具開発を経て、現在は目や耳の不自由な子ども達と一緒に楽しめる「共遊玩具」や「共用品」に関しての基準づくり、普及活動に取り組んでいる。また共用品の国際基準をつくるISO(国際標準化機構)の作業部会に参画して、日本からの提案で「企画作成における高齢者障害者のニーズへの配慮ガイドライン」(ISO/IECガイド71)作成に携わり、日本語訳を手がけるとともに、視覚障害者の立場を同ガイドに反映。現在、日本玩具協会共遊玩具推進部会部長を務めている。

サフラン特別賞 中間 直子 さん(40歳)

プロフィール
学生時代あまり興味を持てなかったいう三療に情熱を持てるようになったのは、サフランホームに入所して5年間、理論と実技の指導を受けたからだという。同ホーム退所後、現在親元で開業しているが、「誰でも気軽に来られる治療院」をキャッチフレーズに施術を続けている。ボランティア活動として老人ホームでマッサージを行なったり、地域の小中学校の福祉の体験学習にも協力している。
※今回は第一回ということと45年間に100人近い人を立派な職業人として社会に送り出したことの証として、サフランホーム出身者お一人を「サフラン特別賞」に選びました。
※お名前、年齢、所属は受賞当時の情報です。
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