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理事長挨拶

 視覚障害者支援総合センターのホームページをご覧いただきありがとうございます。当センターは、1987年に創立者の髙橋實が東京都杉並区成田東に開設した「盲学生情報センター」が発端となり、その後1994年に現行の「視覚障害者支援総合センター」に改称しました。以来28年の歴史を有しています。1998年には、現在の就労継続支援B型施設「チャレンジ」の前身である「視覚障害就労訓練施設」を開設し、視覚障害者の支援事業を行ってきました。また、2003年には、「サフラン賞」(女性)「チャレンジ賞」(男性)を制定し、若い視覚障害者を顕彰し激励する事業も行っています。
 この他、主たる事業である点字教科書の出版、各種自治体の広報誌の点訳、月刊『視覚障害』の発行に加えて、日本語・英語・音楽・数学の点字通信教育も実施しています。このように幅広い分野にわたって、視覚障害者を支援する事業を行っています。
 人数では国内随一と思われる点字技能師を有し、更にはベテランのマイスターとも呼べる亜鉛板の製版師を有するところから、特に地図の編集・製版については得意としており、点字の品質についても国内あるいは世界でも随一と自負しております。このことから、「日本一のチャレンジ、世界一のセンター」を目指そうと、利用者、職員共々意気込んでいるところです。コロナ禍が落ち着きつつある現在、地域との交流も積極的行っていこうと計画を立てております。利用者や職員が増えてますます手狭になってきた建物ですが、今後のチャレンジやセンターの在り方を検討しながらもっと広い新たな場所への移転も検討してまいります。
 今後とも、「チャレンジ」「センター」のご支援をお願い致します。

令和4年6月
理事長 引田 秋生
 

法人概要

法人名 社会福祉法人 視覚障害者支援総合センター
所在地 〒167-0034 東京都杉並区桃井4-4-3 スカイコート西荻窪2
電話 03-5310-5051(代表)
03-5310-5052(就労継続支援B型施設「チャレンジ」直通)
FAX 03-5310-5053
電子メール mail@siencenter.or.jp(代表)
hensyu@siencenter.or.jp(月刊 『視覚障害』 編集部)
WAM NET 法人詳細情報(外部サイト)
アクセス 中央線 西荻窪駅下車 徒歩15分
中央線 西荻窪駅下車 [井荻駅行き]または[荻窪駅行き]バス「桃井四丁目」下車 徒歩2分
中央線 荻窪駅下車 バス0番・1番乗り場から乗車「桃井四丁目」下車 徒歩2分
地図
理事長 引田 秋生(ひきた あきお)
理事 阿佐 光也(日本基督教団新泉教会 牧師)
長岡 英司(社会福祉法人 日本点字図書館 理事長)
榑松 武男(社会福祉法人 日本点字図書館 評議員)
岩村 敬子(職員)
川元 茜(職員)
醬野 晴代(職員)
評議員 荒川 宏(株式会社 ラビット 代表取締役)
岡村 原正(株式会社 ジェイ・ティー・アール 代表取締役)
河井 春穂(視覚障害者支援総合センターを支える会 会長)
酒井 久江(社会福祉法人 日本盲人福祉委員会 評議員)
髙橋 和哉(特定非営利活動法人 グローイングピープルズウィル)
圓山 みち子(特定非営利活動法人 スラッシュ 理事長)
森 一生(社会福祉法人 かたつむり会 施設長)
三谷 照勝(東京都特別支援教育推進室 就学相談員)
監事 島田 功(島田税理士事務所 税理士)
小川 道子(朗読ボランティアグループ 講師)
創立者 髙橋 實(たかはし みのる)

沿革

センター前期

  • 1961年 大阪で「文月会」を組織(昭和39年に日本盲人福祉研究会と名称を変更)。
    目的は
    ・大学の門戸開放
    ・入学後の学習条件整備
    ・卒業後の就職援助
    ・社会啓発のための出版活動
  • 1977年 友好団体と協力して「視覚障害者雇用促進連絡会」を組織。
  • 1982年 身体障害者雇用促進協会(現日本障害者雇用促進協会)から5年間の研究委託を受け、研究報告書を作成。その後も、各種団体からの助成を受け十数点の研究調査報告を作成。
  • 1984年 視覚障害者の雇用を国に求める誓願と署名を国会に提出。参議院本会議で全会一致で採択。この種の誓願採択は初めて。事務所を東京の日本点字図書館内に移転。

センター開設から現在まで

  • 1987年 学生情報センターを開設
  • 1988年 専門点訳者養成講座を開講。
  • 1989年 第1回チャリティーコンサートを開催。
  • 1990年 「視覚障害者と大学シリーズ4部作」など、視覚障害関連図書を十数点、点字と活字で編集・発行
  • 1991年 十余年にわたる運動が実り、国家試験Ⅰ・Ⅱ種点字による受験が実現。
  • 1992年 髙橋實理事長・次子夫人、ソニー賞を受賞。
  • 1993年 髙橋實理事長・次子夫人、第7回東京弁護士会人権賞を受賞。
    研究団体である日本盲人福祉研究会(文月会)から、事業施設である盲学生情報センターを分離。
  • 1994年 社会福祉振興・試験センターに「社会福祉士資格試験出題に録音テープ導入」を要望。第7回試験より実施。
    「視覚障害支援総合センター」と名称変更。
  • 1995年 補償関連機器の展示とマンツーマンによる指導を実施。
    視覚障害音楽家の社会参加促進事業の実施、その折、音楽家リストを作成。
  • 1996年 都知事より、社会福祉法人認可。
  • 1997年 髙橋實理事長、杉並区長より顕彰。
  • 1998年 髙橋實理事長、第32回吉川英治文化賞を受賞。
    視覚障害者就労訓練施設チャレンジ開設。
  • 1999年 身体障害者授産施設チャレンジ、杉並区より認可。
  • 2001年 髙橋實理事長、第19回鳥居篤治郎賞を受賞。センター創設15周年記念事業開催。
    チャレンジ国と都より認可。
  • 2002年 髙橋次子(理事長夫人)、鳥居伊都賞を受賞。
    髙橋實理事長、厚生労働大臣賞を受賞。
  • 2003年 若い視覚障害女性の活躍を顕彰する「サフラン賞」、若い視覚障害男性の活躍を顕彰する「チャレンジ賞」創設。
    第1回チャレンジ賞ならびにサフラン賞贈呈式。
  • 2004年 『視覚障害――その研究と情報』隔月刊から月刊に。
  • 2005年 『視覚障害――その研究と情報』創刊200号。
    第2回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
    「競い合い、助け合う コンサート」を、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡にて開催。
    第3回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
    髙橋實理事長、東京都知事賞を受賞。
  • 2006年 「競い合い、助け合う コンサート」を東京、神戸、広島にて開催。
    センター創設20周年記念事業開催。『一日の先輩として』記念出版。
    第4回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
  • 2007年 「競い合い、助け合う コンサート 2007」を東京にて開催。
    第5回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
  • 2008年 「競い合い、助け合う コンサート 2008」を東京にて開催。
    第6回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
  • 2009年 センター創設20周年記念事業開催。
    第7回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
  • 2010年 第8回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
  • 2011年 第9回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
  • 2012年 センター開設25周年記念祝賀会開催。記念誌『四半世紀のあゆみ』発行。
    第10回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
    プロジェクト「視覚障害者就労実態調査」(5年間)スタート。シリーズ第1作『視覚障害公務員調査』発行。
  • 2013年 就労継続支援B型「チャレンジ」が開所15周年。
    『視覚障害――その研究と情報』が300号。
    「視覚障害者就労実態調査シリーズ」第2作『視覚障害公務員調査Ⅱ』発行。
    第11回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
  • 2014年 「視覚障害者就労実態調査シリーズ」第3作『視覚障害者就労実態調査2014』発行。
    第12回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
  • 2015年 「視覚障害者就労実態調査シリーズ」第4作『視覚障害自営業者並びに小規模事業者の事例集』発行。
    第13回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
  • 2016年 センター創設30年・社会福祉法人認可20周年記念式典。
    「視覚障害者就労実態調査シリーズ」第5作『視覚障害公務員調査-平成28年度-』発行。
    第14回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
  • 2017年 榑松武男、理事長就任。
    第15回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
  • 2018年 就労継続支援B型チャレンジ、開所20周年。
    榑松武男理事長、旭日単光章受賞。
    第16回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
    プロジェクト『東京メトロ・営団地下鉄 バリアフリーガイド2018』点字化事業 実施。
  • 2019年 第17回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
    プロジェクト『JR山手線 バリアフリーガイド』点字化事業 実施。
  • 2020年 第18回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
    プロジェクト『JR中央線・総武線・総武線快速 バリアフリーガイド』点字化事業 実施。
  • 2021年 引田秋生、理事長就任。
    第19回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式。
    プロジェクト『JR埼京線・湘南新宿ライン バリアフリーガイド』点字化事業 実施。
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